Loccaを使っていて、引っ越しが決まったとき、「本体はどうするんだろう」と思った経験はありませんか? ウォーターサーバー全般、引っ越しの手続きがよくわからなくて後回しにしがちです。
この記事では、Locca(ロッカ)の引っ越し時の手続きを、プレミアム安心サポートがある場合・ない場合に分けて整理しました。引っ越しを機に解約を検討している人が知っておきたい解約金の話も、あわせて解説します。
Loccaを引っ越しで使い続けるには何をすればいい?
結論からいうと、Loccaの引っ越し手続きは「マイページで住所変更するだけ」で完結します。
もともとLocca(ロッカ)はウォーターボトル不要の浄水型ウォーターサーバーなので、ボトルの配送先変更などが必要ありません。その点はほかのウォーターサーバーより少しシンプルです。
ただ、本体をどう運ぶかによって、やること・注意点が変わってきます。大きく分けると、自分で運ぶパターンと、プレミアム安心サポートを使って業者に任せるパターンの2つです。
前者はとにかく費用ゼロで済む代わりに、自分で本体の水抜きや梱包・輸送をする必要があります。後者は手間がグッと減る反面、月額695円(税込)のオプション加入が前提です。
それぞれの手順を順番に見ていきましょう。
引っ越し前に確認しておくこと
いきなり手順に入る前に、まず2点だけ確認が必要です。これを先にチェックしておかないと、せっかく手続きを進めても「引っ越し先ではLoccaが使えない」という状況になりかねません。
引っ越し先がLoccaの配送エリア内かどうか
Loccaは水道直結型の浄水サーバーなので、ボトル配送は不要です。ただし、引っ越し先の地域によっては対応エリア外になる可能性がある点には注意が必要です。
特に沖縄や一部離島など、サービス対応外の地域に引っ越す場合は、そのまま継続利用ができないことがあります。引っ越し先が決まったら、早めにLocca公式サイトや問い合わせ窓口でエリア確認をしておくのが安心です。
エリア外だった場合は、引っ越しを機に解約する選択肢を検討することになります。その場合の手続きについてはこの記事の後半で説明します。
プレミアム安心サポートに加入しているかどうか
もう一つ確認しておきたいのが、プレミアム安心サポートへの加入状況です。
このオプションに入っているかどうかで、引っ越し時の対応が大きく変わります。マイページの「お客様登録情報」から確認できるので、手続き前に一度チェックしておきましょう。
| 手続き内容 | |
|---|---|
| 非加入 | 住所変更+本体を自分で運ぶ |
| 加入中 | 引越しサービス申請→業者が回収・配送 |
自分で本体を運ぶ場合の手順
プレミアム安心サポートに入っていない場合は、本体を自分で運びます。「意外と面倒かも」と思うかもしれませんが、手順自体はシンプルです。
マイページで住所変更の手続きをする
最初にやるべきことは、マイページでの住所変更です。
ログイン後「お客様登録情報」→「登録情報」→「編集する」の順に進み、引っ越し後の住所を入力して申請します。引越しサービスを使わない場合でも、この住所変更は必ず必要です。登録住所が古いままだと、フィルター交換などのサポート対応が正しく行われない場合があります。
本体を運ぶのと並行して、できるだけ早めに済ませておきましょう。
回収前日:温水スイッチをOFFにしておく
引っ越し当日の水抜き作業をスムーズに進めるために、前日のうちに温水スイッチをOFFにしておく必要があります。
これはLocca Smartの場合は背面のHOTスイッチをOFF、littaの場合は温水スイッチをOFFにする形です。お湯の状態で水抜きをすると、やけどのリスクがありますし、水が冷めるまでに時間がかかります。前日の夜にスイッチを切っておくだけでいいので、忘れずに。
当日:水抜きをしてから本体を梱包する
引っ越し当日は、本体内部の水を出し切る作業が必要です。温水・冷水のコックから水を出し切り、給水タンクがある機種(littaなど)は中の水を捨てて取り外します。
本体内に水が残ったまま傾けると、機械への影響や水漏れの原因になるため、しっかり水を抜いてから梱包・輸送することが重要です。
梱包は引っ越し業者の通常の家財と同様に行えますが、精密機器扱いで運んでもらうよう事前に伝えておくと安心です。
引っ越し先で本体を設置・再起動する
新居に到着したら、本体を設置して再起動します。基本的には通常の初回設置と同じ手順です。
水道に接続し、電源を入れてしばらく待てば使用できます。ただし、引っ越し後すぐに水が出なかったり、エラーが出たりした場合はカスタマーセンターに問い合わせることをおすすめします。
プレミアム安心サポートありの場合の引っ越し手順
プレミアム安心サポートに加入している場合は、引越しサービスを無料で使うことができます。本体を自分で運ばなくていいので、引っ越し荷物が多い人や、大きめの機種を使っている人には特に助かるオプションです。
ただし、申請から手配まで最短5営業日かかるため、引っ越し直前ではなく、日程が決まった時点で早めに動くことが大切です。
マイページから「引越しサービス」の申請をする
最初の手順は住所変更と同じルートです。マイページ→「お客様登録情報」→「登録情報」→「編集する」の順に進むと、「引越サービスがご利用いただけます」という案内が表示されます(プレミアム安心サポート加入者のみ)。
「引越サービスを利用する」を押して、引っ越し後の住所・本体の回収希望日・新居への配送希望日を入力して申請完了です。
法人契約の場合はマイページから申請できないので、カスタマーセンターへの電話対応が必要です。
回収前日までに水抜きの準備を済ませておく
引越しサービスを利用する場合も、水抜きの準備は自分で行います。
回収日の前日までに温水スイッチをOFFにしておき、当日の回収時までに内部の水を出し切っておきましょう。機種によって手順が若干異なるので、マイページから「引越サービスご利用の手順」を確認しておくと確実です。
業者が回収に来たら本体を梱包して引き渡す
申請時に指定した回収日に、配送業者が旧住所まで来てくれます。その際、梱包材を業者が持参してくれるので、本体を梱包して引き渡すだけです。
梱包作業はこちらで行いますが、詳しい方法は梱包材に同封の説明書に書かれています。なお、梱包材が回収日より前後して届くこともあるため、手元に届いたタイミングで確認しておきましょう。
新居で別の本体が届いたら設置する
回収とは別の日程で、新居に新しいウォーターサーバーが届きます。
旧住所からの回収と、新居への配送は別の業者が担当することもあるため、それぞれ別の日程が設定されます。新しい本体が届いたら、通常通り設置して使用開始できます。
プレミアム安心サポートは引っ越しに本当に必要?
引っ越しを控えている人が加入を迷うポイントの一つが、このオプションの必要性です。引越しサービスが無料で使えると聞くと魅力的に見えますが、冷静に考えると判断が変わることもあります。
月695円のコストと引越しサービスの価値
プレミアム安心サポートの月額は695円(税込)です。1年で8,340円、2年で16,680円になります。
このオプションには引越しサービスのほか、「ウォーターサーバー補償サービス(本体破損時の無料交換)」と「専門家相談サポート」の3つが含まれています。引越しサービスだけのために払い続けるには割高感があります。
自分で本体を運べる状況なら、住所変更の手続きだけで済むので、オプションなしでも十分対応できます。一方で、大型機種を使っていて運搬が難しい場合や、引っ越しの回数が多い想定がある場合は、加入しておく意味があるかもしれません。
引っ越し予定があるならlittaが扱いやすい
大型のLocca Smartと比べ、littaはコンパクトな卓上タイプなので、自分で運ぶ際の負担がぐっと小さくなります。
「引っ越しの予定があるけどLocca使ってみたい」という場合は、最初からlittaを選ぶのが現実的な選択肢です。プレミアム安心サポートに頼らなくても、引っ越し時の手間をかなり抑えられます。
引っ越し時に注意したいLocca本体の運び方
本体を自分で運ぶ際は、いくつかの注意点があります。日常的な小物を引っ越しする感覚で扱うと、故障や水漏れのリスクがあるので要注意です。
本体を傾けてはいけない理由
Loccaの本体を運ぶ際、絶対に傾けてはいけません。
内部に水が残っている状態で本体を傾けると、水漏れや機械内部へのダメージにつながります。完全に水抜きをしてからも、横倒しや大きく傾けた状態での輸送は避けましょう。基本的に縦置きのまま運ぶのが鉄則です。
引っ越し業者に任せる場合も「縦向きで運んでほしい」と一言伝えておくだけで、認識の齟齬が防げます。
床置きタイプと卓上タイプで運ぶ手間がこんなに違う
Locca Smartは床置き型でサイズも重量もそれなりにあります。引っ越しの荷物に混ぜると、一人では運びにくいシーンも出てきます。
一方、littaは卓上タイプでコンパクトなため、取り回しが格段にラクです。機種選びの段階で「いつか引っ越す可能性がある」と感じているなら、littaにしておくと後々の手間が減ります。
引っ越し業者に一緒に運んでもらう場合の伝え方
Loccaの本体は、引っ越し業者に通常の家電と同様に運んでもらうことができます。
事前に「精密機器なので縦向きで運んでほしい」「傾けないように注意してほしい」と伝えておきましょう。また、水抜きが完了していることをしっかり確認してから業者に引き渡すのが大前提です。水が残っていると輸送中に漏れ出すリスクがあります。
引っ越しを機にLoccaを解約する場合
引っ越し先でLoccaが使えない、あるいはこの機会に解約を考えている場合は、手続きと費用感を事前に把握しておくことが大切です。特に解約金については「思ったより高かった」という声もあるため、正確に確認しておきましょう。
解約の手順とタイミングの目安
解約はマイページまたはカスタマーセンターへの連絡で手続きできます。
解約の申請月によって最終利用月が変わるため、引っ越し日程に合わせてタイミングを逆算して手続きするのがスムーズです。解約後は本体の返却が必要になります。
解約金はいくらかかる?
Loccaは最低利用期間が5年間に設定されており(2024年9月26日以降のお申込み)、5年以内に解約すると契約解除料が発生します。
| ご利用期間 | 契約解除料 |
|---|---|
| 1年未満 | 50,000円 |
| 1年以上2年未満 | 40,000円 |
| 2年以上3年未満 | 30,000円 |
| 3年以上4年未満 | 20,000円 |
| 4年以上5年未満 | 10,000円 |
| 5年以上 | 0円 |
契約時期が2024年9月26日より前の場合や、機種によって金額が異なるケースもあるため、実際の解約金はマイページまたは公式FAQで確認してください。
利用年数が短ければ短いほど解約金が高くなる設計です。引っ越しが理由であっても免除はされないため、解約を検討するなら利用年数を確認してから判断しましょう。
引っ越し後に改めて申し込み直す選択肢もある
解約後、新居でまたLoccaを使いたくなった場合は、新規申し込みをすることができます。
ただし、新規契約として改めて最低利用期間がスタートするため、再び長期の縛りが発生します。旧契約の「残り利用期間」は引き継がれないことを念頭に置いておきましょう。
よくある疑問:引っ越しとLoccaについてQ&A
手続きの流れを理解した上でも、細かいところで「それってどうなるの?」という疑問が出てくることがあります。よくある質問をまとめました。
引っ越しが決まったらいつまでに連絡すればいい?
引越しサービス(プレミアム安心サポート利用)を使う場合は、申請から手配まで最短5営業日かかります。
引っ越し日程が決まったら、できるだけ早めに申請を入れておくのがベストです。直前に申し込んでも間に合わないことがあるため、日程が固まり次第すぐに動くようにしましょう。
自分で運ぶ場合でも、住所変更はなるべく早めに済ませておくことをおすすめします。
沖縄や離島に引っ越す場合はどうなる?
沖縄や一部の離島など、Loccaのサービス対応外のエリアに引っ越す場合は、継続利用ができないことがあります。
引っ越し先が対応エリアかどうかは、Locca公式サイトかカスタマーセンターに確認するのが確実です。エリア外だった場合は、解約手続きが必要になり、利用期間に応じた契約解除料が発生する可能性があります。
賃貸から賃貸への引っ越しでも手続きは同じ?
基本的には同じ手順です。自分で運ぶ場合はマイページで住所変更、引越しサービスを使う場合はマイページから申請するだけです。
賃貸から賃貸への引っ越しで特別に必要な手続きはありません。ただし、引っ越し先でウォーターサーバーの設置が可能かどうかは事前に確認しておきましょう。水道への接続が必要なため、物件によっては設置に制約がある場合があります。
まとめ:Loccaの引っ越し手続きはシンプル。早めの確認が大事
Loccaの引っ越し手続きは、基本的にマイページでの住所変更+本体を運ぶだけで完結します。プレミアム安心サポートに加入していれば、引越しサービスを使って業者に本体の回収・配送を任せることもできます。
どちらのパターンでも、引っ越し日程が決まったら早めに動くことが大切です。特にサービス申請には最短5営業日かかるため、直前になって焦らないよう余裕を持って準備しましょう。
解約を検討している場合は、利用年数によって最大5万円の契約解除料が発生する点を必ず確認した上で判断してください。

