「ウォーターサーバーを置くなら、コーヒーも一緒に楽しみたい」と思ったことはありませんか?
コーヒー機能付きウォーターサーバーは、水もコーヒーもボタン1つで出てくる、忙しい日常にかなりフィットした家電です。
この記事では、現在選べる3社の機種を実際の月額費用・コーヒーの種類・使い勝手などの観点から比較しながら、どれが自分に合うかを判断できるよう整理しています。
コーヒー機能付きウォーターサーバーとは?
コーヒー機能付きウォーターサーバーとは、冷水・温水の供給機能に加えて、コーヒーの自動抽出機能を一台に搭載したウォーターサーバーのことです。
ウォーターサーバーとコーヒーメーカーが1台になった
これまでは「ウォーターサーバー」と「コーヒーメーカー」は別々の機器でした。コーヒー機能付きウォーターサーバーは、その2つを1台にまとめたものです。
設置場所が1か所で済むだけでなく、電気ケトルやドリッパーなどの追加機器が不要になります。キッチンやリビングのカウンターに余裕が生まれるのは、思った以上に快適です。
通常のウォーターサーバーとの違い
通常のウォーターサーバーは、冷水と温水を供給する機能だけを持ちます。コーヒーを飲もうとすると、温水を使ってドリッパーで手淹れするか、別途コーヒーメーカーを用意する必要がありました。
コーヒー機能付きのモデルは、専用のドリップポッドやカプセルをセットするだけで、サーバー側が水量・温度・抽出タイミングをすべて自動で管理します。手間を省きながら、品質をそろえて毎回飲めるのが大きな違いです。
コーヒー機能付きウォーターサーバーが選ばれる理由は?
「それって普通のウォーターサーバーと何が違うの?」と思う人も多いはず。ここでは、コーヒー機能付きが選ばれる4つの理由を整理します。
ボタン1つで本格コーヒーが飲める手軽さ
ハンドドリップでコーヒーを淹れようとすると、お湯を沸かして・粉を量って・ドリッパーをセットして……と工程が多い。コーヒー機能付きウォーターサーバーは、ポッドをセットしてボタンを押すだけ。ドリッパー式のモデルなら、約1分50秒で抽出が完了します。
朝の準備中や仕事の合間に「今すぐ飲みたい」というタイミングに、ちゃんと答えてくれるのが強みです。
高品質な水で味がワンランク上がる
コーヒーの味は、豆だけでなく水の質にも大きく左右されます。カルキが残った水道水で淹れると、コーヒーの風味が素直に出にくい。
ウォーターサーバーの水を使えば、天然水・RO水・浄水いずれも不純物が少なく、豆本来の香りや味をきれいに引き出せます。「同じ豆なのに、前より美味しく感じる」という感想は、水の質が変わったことで起きることが多いです。
1台で省スペースを実現できる
ウォーターサーバーとコーヒーメーカーを別々に置くと、それぞれの設置スペースと電源が必要になります。コーヒー機能付きウォーターサーバーなら、床置き1台分のスペースだけで完結します。
狭いキッチンや一人暮らしの部屋でも、圧迫感なく使えるのはシンプルに便利。
コーヒー以外の飲み物にも対応している
tall+cafeとslat+cafeで使うUCCドリップポッドは、コーヒーだけでなく紅茶・緑茶・ほうじ茶なども対応しています。アクアウィズで使えるドルチェグストのカプセルには、ラテ・ティー・ここア・スターバックスシリーズまで展開があります。
コーヒーを飲まない家族がいる場合にも対応できるのは、共用機器として置くうえで意外と大事なポイントです。
コーヒー機能付きウォーターサーバー3社の特徴と料金
3社がそれぞれ採用している水の種類・コーヒーの抽出方式・月額コストは、思ったよりも異なります。何となく選ぶと「思ってたのと違う」になりやすいので、それぞれの特徴をしっかり押さえておきましょう。
エブリィフレシャス tall+cafe:コスパ重視なら浄水型一択
エブリィフレシャスの tall+cafe(トール+カフェ)は、水道水をフィルターで浄水して使う「浄水型」のウォーターサーバーです。
月額の目安は約3,373円(レンタル料+電気代)+水道代。ボトル購入が不要なため、3社の中で最もランニングコストが低く抑えられます。
コーヒーの抽出はUCCとの共同開発によるドリップポッド方式。ポッドをセットしてボタンを押せば、自動でドリップしてくれます。コーヒー以外にも紅茶・緑茶など12種類以上のドリンクに対応しているので、家族それぞれが好きな飲み物を楽しめます。
デザインはマットブラック・マットホワイトの2色展開で、丸みのあるフォルムが特徴。インテリアになじみやすく、部屋に溶け込みます。
気になる点があるとすれば、天然水やRO水と比べると水の味わいがあっさりした印象になりやすい点。水そのものの風味を楽しみたい場合には、他の2社のほうが向いています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 水の種類 | 浄水(水道水補充型) |
| 抽出方式 | ドリップポッド(UCCコラボ) |
| 月額費用目安 | 約3,373円〜+水道代 |
| サーバーレンタル料 | 2,750円〜 |
| カラー | マットブラック・マットホワイト |
「とにかく月々のコストを抑えたい」「水代を気にせずコーヒーをたくさん飲みたい」という人には、tall+cafeが最もフィットします。
アクアクララ AQUA WITH:カフェラテも飲みたい人向け
アクアクララのAQUA WITH(アクアウィズ)は、ネスレと共同開発した日本初のウォーターサーバー一体型コーヒーマシンです。
特徴的なのは、カプセル式の抽出方式。ネスカフェゴールドブレンド バリスタ 50[Fitty]またはドルチェグストのどちらかを選べます。バリスタ搭載なら1杯約15〜32円から飲め、ドルチェグストを選べばラテ・ティー・スターバックスシリーズなど幅広いメニューが楽しめます。
水はRO水(逆浸透膜でろ過した純水ベース)に4種のミネラルを加えたもの。癖がなく、コーヒーの風味を邪魔しないすっきりとした味わいです。
月額費用は約5,040円〜(水代+レンタル料+電気代)で3社の中では最も高め。ただし、購入ノルマがないため使用量が少ない月は自然とコストが下がります。外見はブラックの1色のみ。スタイリッシュで重厚感があり、シックなインテリアにはよく合います。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 水の種類 | RO水(4種ミネラル入り) |
| 抽出方式 | カプセル式(ネスレ共同開発) |
| 月額費用目安 | 約5,040円〜 |
| ノルマ | なし |
| カラー | ブラックのみ |
「コーヒーだけでなくラテやスターバックスメニューも楽しみたい」「購入ノルマなしでマイペースに使いたい」という人に向いています。
フレシャス Slat+cafe:天然水で本格ドリップを楽しみたい人向け
フレシャスのSlat+cafe(スラット+カフェ)は、富士山の天然水とUCC共同開発のドリップポッドを組み合わせたモデルです。
天然水を使うため、コーヒー豆の風味が最もダイレクトに出やすい。「水がいいとコーヒーの味が変わる」を実感しやすい組み合わせといえます。また、市販のコーヒー粉をそのまま使える点もユニーク。お気に入りの豆をそのまま使いたい人には、tall+cafeやAQUA WITHにはできない楽しみ方です。
冷水・温水に加えて常温水の3温度に対応しており、日常使いの幅も広い。ハンドドリップの約3分の1の時間(約1分50秒)で本格的な1杯が完成します。
月額費用は約5,133円〜が目安。前月に3本以上(約55.8L)利用した場合はサーバーレンタル料が無料になります。水を多く使う家庭やファミリー世帯には実質コストを抑えやすい構造です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 水の種類 | 天然水(富士山) |
| 抽出方式 | ドリップポッド(UCCコラボ)+市販粉も可 |
| 月額費用目安 | 約5,133円〜 |
| ノルマ | 月3本以上でレンタル料無料 |
| カラー | マットブラック・マットホワイト |
3社を比較するとどう違う?
3社をそれぞれ見てきましたが、並べて比較するとより判断しやすくなります。
月額コストの比較:浄水型 vs 宅配型
月々の費用は、浄水型と宅配型で構造が根本的に異なります。
| tall+cafe | AQUA WITH | Slat+cafe | |
|---|---|---|---|
| 水の種類 | 浄水 | RO水 | 天然水 |
| 月額目安 | 約3,373円〜 | 約5,040円〜 | 約5,133円〜 |
| 電気代目安 | 約360円 | 約800円 | 約380円 |
| ノルマ | なし | なし | 月3本〜 |
tall+cafeは水道水補充型なのでボトル代がゼロ。コーヒーを毎日大量に飲む家庭ほど、差が開きます。一方、AQUA WITHとSlat+cafeはボトル代がかかる分、水の質やコーヒーの種類の多さで差別化しています。
コーヒーの種類と対応カプセル・粉の違い
抽出方式の違いは、飲めるコーヒーの幅に直結します。
tall+cafeとSlat+cafeはUCCドリップポッドを使うドリップ方式。Slat+cafeはさらに市販の挽き豆にも対応しています。AQUA WITHはカプセル式で、ドルチェグストを選ぶとラテやティー系まで対応範囲が広がります。
「エスプレッソや泡立ちのあるカフェラテが飲みたい」という場合は、AQUA WITHのドルチェグスト一択。「ドリップコーヒーの風味を大切にしたい」という場合は、Slat+cafeが向いています。
設置スペースとデザインの比較
| tall+cafe | AQUA WITH | Slat+cafe | |
|---|---|---|---|
| 幅×奥行 | 290×363mm | 320×320mm | 290×350mm |
| 高さ | 1,125mm | 1,344mm | 1,110mm |
| カラー | 白・黒 | 黒のみ | 白・黒 |
AQUA WITHはコーヒーマシンを内蔵している分、高さが他より約20〜23cm高くなります。設置場所の天井高や棚との干渉が気になる場合は事前に確認を。カラーはブラック1色のみなので、白を選びたい人にはtall+cafeかSlat+cafeになります。
サポートと契約条件の違い
AQUA WITHは2年に1度の専任スタッフによる定期メンテナンスを実施。内部のUV除菌機能とAgイオン除菌も搭載しています。tall+cafeとSlat+cafeには雑菌の繁殖を抑える自動内部クリーン機能が搭載されており、日常的な衛生管理を機械がサポートしてくれます。
解約金の有無は各社・契約内容によって異なるため、申し込み前の確認が必須です。
向いている人をまとめると
| こんな人に | おすすめ機種 |
|---|---|
| 月額を抑えてコーヒーをたくさん飲みたい | tall+cafe |
| ラテやカプセル系も楽しみたい | AQUA WITH |
| 天然水で本格ドリップを楽しみたい | Slat+cafe |
| 市販の豆を使いたい | Slat+cafe |
| 購入ノルマなしで使いたい | tall+cafe / AQUA WITH |
コーヒー機能付きウォーターサーバーはデメリットもある
「いいことずくめ」に見えるコーヒー機能付きウォーターサーバーですが、正直なデメリットも把握しておくべきです。知らずに契約すると、後から「こんなはずじゃなかった」になることがあります。
ランニングコストが通常機種より高くなる場合がある
宅配型(AQUA WITH・Slat+cafe)は、天然水やRO水のボトル代が毎月かかります。通常のウォーターサーバーと比べても月額は高め。コーヒーを毎日複数杯飲む人には合理的ですが、週数回しか飲まない人にとっては割高に感じる場面も出てきます。
tall+cafeは浄水型のため水代がかからない分、コスト面では有利。ただし浄水フィルターの交換が12ヶ月に1回必要です(費用は無料)。
カプセル代や粉代が別途かかる点に注意
月額料金はあくまでサーバーのレンタル代と水代だけ。コーヒーを飲むためのドリップポッドやカプセルは別途購入が必要です。
ドリップポッドは1杯あたり約60〜80円前後、ネスカフェバリスタなら約15〜32円から。毎日飲む場合は月のコーヒー代もシミュレーションしておくと安心です。
コーヒーの味にこだわりがある人には物足りないケースも
自動抽出の便利さと引き換えに、豆の挽き方・蒸らし時間・注湯のスピードを自分でコントロールすることはできません。ハンドドリップに慣れ親しんだ人や、エスプレッソマシンの品質を求める人には、物足りさを感じることもあります。
「美味しければOK」「手軽に飲みたい」というスタンスの人には、十分な満足度が得られます。
解約時の条件と違約金を確認しておく
ウォーターサーバーは一般的に、最低利用期間が設定されている場合があります。期間内に解約すると解約金が発生するケースがあるため、契約前に必ず確認しましょう。
特にAQUA WITHはネスレコーヒーの定期お届け便との同時申し込みが条件になる場合があります。3回の利用後は解約できるため、不要になった時点で早めに手続きを取るのが賢明です。
コーヒー機能付きウォーターサーバーの選び方
「3社の特徴はわかった。でも自分にどれが合うかまだわからない」という人も多いと思います。選ぶ際に見るべきポイントを順番に整理します。
まずは水のタイプで絞る:浄水型か宅配型か
最初の分岐点は、水道水補充型(浄水型)か宅配型かです。
浄水型はボトルの注文・保管・交換が不要で、水道代しかかかりません。手間とコストを同時に抑えたい人向け。宅配型は天然水やRO水を選べるため、水そのものの味や品質を重視する人に向いています。
「水の味にこだわりがない、とにかく楽に使いたい」→ tall+cafe(浄水型)
「せっかくなら水もいいものを使いたい」→ Slat+cafeまたはAQUA WITH
コーヒーの飲み方で選ぶ:ドリップ式かカプセル式か
ドリップ方式(tall+cafe・Slat+cafe)は、コーヒーの風味をきれいに出しやすく、お茶系も同じポッドで楽しめます。Slat+cafeは市販の粉も使えるため、豆にこだわりたい人にも対応できます。
カプセル方式(AQUA WITH)は種類が豊富で、ラテ系・ティー系・スターバックスシリーズなど、カフェメニューの幅が広い。「コーヒー以外も飲みたい家族がいる」「気分でメニューを変えたい」という場合に向いています。
家族構成や使用頻度で選ぶ
1〜2人暮らしで使用量が少なめなら、ノルマなしのtall+cafeかAQUA WITHが使いやすい。ファミリーで水をよく使う家庭なら、月3本以上でレンタル料が無料になるSlat+cafeがコスト的に有利になります。
コーヒー以外の用途(料理・子どものジュースなど)で水を多く使う家庭ほど、浄水型のtall+cafeは使い放題感があってストレスが少ないです。
置き場所と本体サイズで選ぶ
3社ともに床置き型で、幅は290〜320mmとほぼ同程度。ただし高さはAQUA WITHが1,344mmと最も高いため、キッチンの吊り棚との干渉や、上からボトルを補充するスペースが必要かどうかを確認しておきましょう。
カラーバリエーションは白か黒が揃うtall+cafeとSlat+cafe、黒のみのAQUA WITH。インテリアへの馴染みやすさを重視する人は、2色から選べる機種の方が選択肢が広がります。
コスト感で選ぶ:初期費用と月額の両方を確認する
3社とも初期費用(設置費用)は無料。月額のトータルは、コーヒー代込みで考えるのが正確です。
| tall+cafe | AQUA WITH | Slat+cafe | |
|---|---|---|---|
| 月額目安(水+レンタル+電気) | 約3,373円〜 | 約5,040円〜 | 約5,133円〜 |
| コーヒー1杯コスト | 約60〜80円(ポッド代) | 約15〜32円〜(バリスタ) | 約60〜80円(ポッド代)または市販粉 |
| 解約金 | あり(要確認) | あり(要確認) | あり(要確認) |
「月額を見て決める」より「月にコーヒーを何杯飲むか」を基準に試算するほうが、実態に近い比較ができます。
よくある質問
コーヒー以外の飲み物にも使える?
使えます。tall+cafeとSlat+cafeはUCCドリップポッドに対応しており、コーヒー以外にも紅茶・緑茶・ほうじ茶など12種類以上のドリンクが選べます。AQUA WITHはネスカフェバリスタまたはドルチェグストを選択でき、ドルチェグストならティー・ラテ・ホットチョコレート・スターバックスシリーズにも対応しています。
コーヒーを飲まない家族がいても、それぞれ好きなものを使えるのは実用的です。
市販のコーヒー粉は使える?
3社のうち、Slat+cafe(スラット+カフェ)だけが市販の挽き豆を使えます。専用ポッド以外の豆を試したい人、特定のブランドにこだわりがある人にとっては、大きな差別化ポイントです。
tall+cafeとAQUA WITHは専用ポッド・カプセルのみ対応です。
衛生面のメンテナンスはどうする?
3社とも自動のセルフクリーン機能やUV・イオン除菌機能を搭載しており、機械側が日常的な衛生管理をサポートしてくれます。
ユーザー側でやることは、コックキャップやドリップトレイの拭き掃除など、シンプルな作業のみ。難しい手入れは不要で、習慣にしやすい程度の負担です。AQUA WITHは2年に1度、専任スタッフによる定期メンテナンスが入ります。
子どものいる家庭でも安全に使える?
3社ともチャイルドロック機能を搭載しています。温水の誤操作による火傷を防ぐための機能で、小さな子どもがいる家庭でも安心して設置できます。
Slat+cafeは冷水・温水・高温の3段階温度設定に対応しており、用途に合わせて温度を切り替えられます。子ども向けには常温水やぬるめのお湯を使うといった運用ができます。
まとめ:3社のどれがおすすめ?
コーヒー機能付きウォーターサーバーは、水・コーヒー・スペースの3つを1台にまとめた合理的な選択です。3社とも「ボタン1つで本格コーヒーが飲める」という基本は同じながら、水の種類・抽出方式・月額コストが明確に異なります。
月額を抑えてコーヒーをたくさん飲みたいなら tall+cafe、天然水で本格ドリップにこだわるなら Slat+cafe、ラテやカフェメニューの幅を楽しみたいなら AQUA WITHが向いています。「どれが一番いいか」より「自分の使い方に合うか」で選ぶのが、後悔しないコツです。
毎朝コーヒーを手軽に飲める習慣ができると、想像以上に日常が変わります。まずは生活スタイルと照らし合わせながら、1社に絞り込んでみてください。

