クラフトビールおすすめランキング10選!飲み比べセットも紹介

  • URLをコピーしました!

クラフトビールを飲んでみたいけど、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない。そんな経験はありませんか?

この記事では、クラフトビール初心者から中級者まで参考になるおすすめランキング10選と、手軽に色々な味を楽しめる飲み比べセットを紹介します。味の種類の見分け方から選び方のコツ、美味しく飲むための豆知識まで、まるごとお伝えします。

目次

クラフトビールとは?

クラフトビールとは、小規模な醸造所(ブルワリー)が手間ひまかけて造った、個性的なビールのことです。

大手メーカーが大量生産するビールとは異なり、醸造家のこだわりや遊び心が詰まった一本一本。

日本では1994年の酒税法改正で小規模醸造が解禁されたことをきっかけに一気に広まり、現在は全国に400以上のブルワリーが存在します。

普通のビールとどう違う?

スーパーに並ぶ定番ビールとクラフトビールの最大の違いは、「個性」です。

大手ビールのほとんどはピルスナーというスタイルで、スッキリとした飲みやすさを追求して均質に作られています。一方、クラフトビールは醸造家が選ぶ麦芽やホップの種類、発酵方法によって、同じ「ビール」でも風味がまるで異なります。フルーティだったり、香ばしかったり、酸っぱかったり。その振り幅の広さが魅力です。

日本でここまで広まった理由

クラフトビールがここまで浸透したのは、ビールに求めるものが「のどごし」から「味わい」へ変わってきたことが大きいと思います。

ワインのように料理と合わせて楽しんだり、銘柄を集めて飲み比べたり。お酒の楽しみ方が多様化した流れと、クラフトビールの世界観がうまく一致したのでしょう。通販で手軽に取り寄せられるようになったことも、普及を後押ししました。

クラフトビールの種類と味わいの違い

クラフトビールには大きく分けて、ラガー(下面発酵)・エール(上面発酵)・自然発酵の3系統があります。

この発酵方法の違いが、味や香りの方向性を決める大事なポイントです。難しく聞こえますが、要するに「どの温度で、どんな酵母を使って発酵させるか」の違いです。以下では代表的な5つのスタイルを紹介します。

ペールエール:飲みやすくフルーティ

クラフトビールを初めて飲む人に、まず試してほしいのがペールエールです。

18世紀のイギリス生まれのスタイルで、麦芽とホップのバランスが良く、柑橘系の爽やかな香りが特徴。苦みはほどよく、クセが少ないので「ビールって苦手かも」という人でも飲みやすいです。よなよなエールや東京クラフトなど、身近な銘柄も多く揃っています。

IPA:ホップの香りと苦みが特徴

IPAとは「インディア・ペールエール」の略で、ホップをたっぷり使った苦みと香りが個性的なスタイルです。

18世紀にイギリスからインドへビールを輸送するため、腐敗を防ぐ目的でホップとアルコールを増やしたことが起源とされています。グレープフルーツのような華やかな香りのあとに来るしっかりした苦み。これがクセになると、もう普通のビールでは物足りなくなります。

ヴァイツェン:甘みと白濁した見た目

ヴァイツェンはドイツ語で「小麦」を意味し、小麦麦芽を50%以上使って造られるビールです。

バナナやクローブを思わせるフルーティな香りと、ふんわりした甘みが特徴で、ビール独特の苦みがほとんどありません。白く濁った見た目も独特で、グラスに注いだときの雰囲気がとても良いです。苦いビールが苦手な人に、特におすすめしたいスタイルです。

スタウト:濃厚でコクのある黒ビール

スタウトはローストした麦芽を使った黒ビールで、コーヒーやチョコレートを思わせる香ばしい風味が魅力です。

「黒ビール=苦い」というイメージを持っている人も多いですが、実はスタウトはコクはあっても後味はすっきりしているものが多い。ギネスが世界的に有名ですが、日本のクラフトブルワリーのスタウトも個性豊かで面白いものが揃っています。

ピルスナー:すっきり爽快な定番スタイル

日本の大手ビールのほとんどがこのスタイルで、国内で流通するビールの9割近くを占めています。

キレのある苦みと爽快なのどごしが特徴で、揚げ物や塩気のある料理と特に相性が良いです。「クラフトビールを飲んでみたいけど、冒険しすぎたくない」という場合は、クラフト系のピルスナーから入るのが無難です。

失敗しないクラフトビールの選び方

クラフトビール選びで迷うのは、種類が多すぎるからです。

でも、いくつかのポイントを押さえておくだけで選びやすくなります。大事なのは「苦みへの耐性」「香りの好み」「アルコール度数」の3つ。これを軸にすれば、外しにくい選び方ができます。

苦みが苦手な人に向く選び方

苦いビールが苦手なら、ヴァイツェン・ベルジャンホワイト・フルーツビールから始めるのが正解です。

これらはホップ由来の苦みが少なく、フルーティで甘みを感じる味わいが多い。「水曜日のネコ」(ホワイトエール)や銀河高原ビール(ヴァイツェン)あたりは、ビールが苦手な人でも「これなら飲める」と言ってもらえることが多いです。

ホップの香りを楽しみたいときの選び方

ホップの香りに特化したいなら、ペールエールかIPAを選びましょう。

違いは香りと苦みの強さです。ペールエールは柑橘系の爽やかな香りと適度な苦み。IPAはその香りが数段パワーアップし、苦みも強烈です。まずペールエールで慣れて、物足りなくなったらIPAへ進むのが自然な流れだと思います。

アルコール度数で選ぶ方法

クラフトビールのアルコール度数は4〜8%程度の幅があります。以下を目安にしてみてください。

スタイルアルコール度数の目安
ベルジャンホワイト・ヴァイツェン4〜5%
ペールエール・ピルスナー5〜5.5%
IPA・スタウト5.5〜7%
バーレイワイン8〜12%

軽めに飲みたいときはヴァイツェン系、じっくり味わいたいときはIPAやスタウト、という使い分けができます。

クラフトビールおすすめランキング10選

ここからがいよいよ本題です。飲みやすさ・知名度・個性・入手しやすさを総合的に考えて、本当におすすめできる10本を厳選しました。

初心者向けから上級者向けまでバランスよく選んでいますので、自分の好みに近そうなものから試してみてください。

1位:よなよなエール(ヤッホーブルーイング)

国内クラフトビールの中で、知名度・完成度ともにトップクラスの一本。

スタイルはアメリカンペールエールで、アロマホップ「カスケード」が生み出す柑橘系のフレッシュな香りが最大の特徴です。苦みはほどよく、麦芽の甘みとのバランスが絶妙。アルコール度数は5.5%で、飲み応えもあります。夜空をイメージした缶デザインも雰囲気があって、一人で静かに飲む時間にぴったりです。

項目内容
スタイルアメリカンペールエール
アルコール度数5.5%
内容量350ml
生産地長野県(ヤッホーブルーイング)

2位:インドの青鬼(ヤッホーブルーイング)

「クラフトビールで苦いのが飲みたい」という人への、迷わぬ答えがこれです。

IPAスタイルで、グレープフルーツのような華やかな香りとともに、強烈な苦みが口に広がります。アルコール度数7.0%と高めなので、ゆっくり飲むのがおすすめ。モンドセレクションで4年連続金賞を受賞するなど、品質面でも高く評価されています。辛みのある料理やスパイシーなおつまみと合わせると、さらに楽しめます。

項目内容
スタイルIPA
アルコール度数7.0%
内容量350ml
生産地長野県(ヤッホーブルーイング)

3位:東京クラフト ペールエール(サントリー)

大手メーカーが本気で作ったクラフトビール。コンビニやスーパーでも買えるのに、この完成度はすごいと思います。

東京・武蔵野市の小規模なミニブルワリーで造られており、北米産麦芽とマンダリーナバイエルンホップを一部使用。柑橘系の爽やかな香りと、心地よい苦みのバランスが秀逸です。「クラフトビールを試したいけど、いきなり地方の知らないブランドは怖い」という人に、最初の一本としておすすめしやすいです。

項目内容
スタイルペールエール
アルコール度数5%
内容量350ml
生産地日本(サントリー)

4位:COEDO 瑠璃(コエドブルワリー)

埼玉・川越発のクラフトブルワリー「COEDO」が誇る、プレミアムピルスナーです。

クリアな黄金色と、きめ細やかな泡が美しい。口当たりは軽やかなのに、麦芽の甘みとホップの苦みが程よく重なり合って、飲み終えた後に余韻が残ります。COEDOはビールに色別の名前をつけており、「瑠璃」は青みがかった透明な色を意味します。ラベルのデザインも洗練されていてギフトにも喜ばれます。

項目内容
スタイルピルスナー
アルコール度数5%
内容量333ml
生産地埼玉県(コエドブルワリー)

5位:銀河高原ビール 小麦のビール(ヤッホーブルーイング)

「ビールの苦みが苦手」という人に、自信を持って渡せる一本。

ヴァイツェンスタイルで、小麦麦芽を50%以上使用。酵母を取り除かない「ヘーフェヴァイツェン」スタイルで造られているため、バナナやピーチを思わせるフルーティな香りとまろやかな口当たりが際立ちます。苦みがほとんどないので、ビールが苦手な方や食前酒代わりに飲みたい方にも向いています。

項目内容
スタイルヘーフェヴァイツェン
アルコール度数5.5%
内容量350ml
生産地日本(ヤッホーブルーイング)

6位:伊勢角屋麦酒 ペールエール(二軒茶屋餅角屋本店)

三重・伊勢の老舗餅屋が手がけるクラフトビールで、世界的なビールコンテスト「The International Brewing Award」でゴールド賞を2大会連続で受賞した実力派です。

3種類のホップが生み出すグレープフルーツのような香りと、モルトの柔らかいコクが折り重なった王道のペールエール。華やかさの中にも飽きのこないバランスがあり、何杯でも飲み続けられる仕上がりです。知る人ぞ知る銘柄ですが、一度飲んだらリピートしたくなります。

項目内容
スタイルアメリカンペールエール
アルコール度数5%
内容量350ml
生産地三重県(二軒茶屋餅角屋本店)

7位:SPRING VALLEY シルクエール 白(キリン)

キリンが展開するプレミアムクラフトラインからの一本。無濾過仕上げのホワイトエールです。

希少なネルソンソーヴィンホップを使うことで、白ワインを思わせる上品な香りが生まれています。無濾過ならではのふわとろの泡感と、シルクのようなまろやかな口当たりが名前の通りです。アルコール度数は5.5%。魚料理やあっさりした和食との相性が特に良く、食中酒として使いやすい一本です。

項目内容
スタイルホワイトエール
アルコール度数5.5%
内容量350ml
生産地日本(キリン)

8位:ベアレン クラシック(ベアレン醸造所)

岩手・盛岡のブルワリー「ベアレン醸造所」が造る、本格ドイツスタイルのラガービールです。

100年以上前にドイツで使われていた醸造設備をそのまま移設して使うというこだわりぶりで、コクと苦みのバランスが取れた王道の味わいに仕上がっています。スタイルはドルトムンダーで、アルコール度数は6%とやや高め。飲みごたえがありながらも、食事を邪魔しないオールマイティな一本です。

項目内容
スタイルドルトムンダー(ラガー)
アルコール度数6%
内容量330ml
生産地岩手県(ベアレン醸造所)

9位:水曜日のネコ(ヤッホーブルーイング)

缶に描かれた猫のイラストが可愛くて、ついつい手に取ってしまう一本。でも中身も本物です。

ベルジャンホワイトエールスタイルで、コリアンダーシードとオレンジピールを加えて醸造。ホップの苦みが控えめで、フルーティかつスパイシーな香りが独特のキャラクターを作り出しています。「ビールって苦くて苦手」という人が、これを飲んでクラフトビールにはまるケースが多い。プレゼントにも喜ばれます。

項目内容
スタイルホワイトエール
アルコール度数5%
内容量350ml
生産地長野県(ヤッホーブルーイング)

10位:箕面ビール ピルスナー(エイ・ジェイ・アイ・ビア)

大阪・箕面市の地ビールメーカーが造る、チェコ産ザーツホップ100%使用のピルスナーです。

低温で時間をかけて発酵・熟成させることで、クリーンで奥行きのある風味が生まれています。ピルスナーという「定番スタイル」でありながら、クラフトビールとしての個性がしっかり感じられます。「シンプルだけど、飲むたびに良さがわかる」そんな味わいです。

項目内容
スタイルピルスナー
アルコール度数5%
内容量330ml
生産地大阪府(エイ・ジェイ・アイ・ビア)

おすすめのクラフトビール飲み比べセット5選

「いろんな味を少しずつ試したい」「プレゼントに選びたい」という場合は、飲み比べセットがとても便利です。

1本単位で買うよりも割安なことが多いうえ、自分好みのスタイルを探すきっかけにもなります。ここでは特におすすめできる5セットを紹介します。

ヤッホーブルーイング よなよなエール 4種飲み比べセット

よなよなエール・インドの青鬼・水曜日のネコ・東京ブラックが入ったセットで、ヤッホーブルーイングの代表作を一気に試せます。

フルーティな入門向けから、苦みの強いIPAまで、スタイルの幅が広いので「どれが自分に合うか」を確認するのに最適です。缶のデザインもそれぞれ個性的で、贈り物としても見栄えがします。クラフトビール初心者へのプレゼントとして鉄板の選択肢です。

COEDOビール 6本セット

瑠璃・毬花・紅赤・白・漆黒・伽羅という6つのスタイルが揃った、COEDOの世界観を丸ごと楽しめるセットです。

色の名前がついたラベルデザインが統一感があって美しく、箱で届いたときの印象が特に良い。モンドセレクションをはじめ複数の賞を受賞しており、品質への信頼感も高いです。甘みのある白ビールから香ばしい黒ビールまで並べて飲み比べると、同じ「ビール」でもこんなに違うんだ、という驚きがあります。

常陸野ネストビール 詰め合わせセット

茨城・那珂市の木内酒造が造る常陸野ネストビールは、フクロウのラベルが目印の国際派クラフトビールです。

ホワイトエール・アンバーエール・スタウトなど複数スタイルが揃ったギフトセットが展開されており、ビール好きへのプレゼントとして非常に評価が高いです。ホワイトエールはコリアンダーとナツメグを使った独特の風味で、ペールエールとはまた違う世界観が広がります。

京都麦酒 4種6缶セット(黄桜)

京都・伏見の清酒メーカー黄桜が手がける地ビールで、京都初の地ビールとして1995年に誕生しました。

ペールエール・ブラウンエール・ゴールドエール・ブロンドエールの4スタイルが6缶入ったセットで、伏見の名水「伏水」を使って造られています。清酒製造の技術が活きているのか、全体的にまろやかで繊細な味わいが特徴です。京都土産としても人気が高く、遠方の人へのギフトにもぴったりです。

Otomoni(オトモニ)クラフトビール定期便

「毎月違うクラフトビールを試したい」という人には、定期便サービスも選択肢のひとつです。

Otomoniはクラフトビール専門の定期便サービスで、毎月国内外のブルワリーから厳選されたビールが届きます。自分では選ばないようなスタイルや産地のビールに出会えるのが最大のメリットで、クラフトビールの世界が広がります。コースや本数を選べる仕様なので、生活スタイルに合わせて調整しやすいです。

クラフトビールをもっと美味しく飲む方法

銘柄を選ぶだけでなく、飲み方にも少し気を配るだけで味わいが変わります。

難しいことは何もありません。グラスを変えること、温度に気をつけること、この2点だけで十分です。

グラスと温度にこだわると変わること

クラフトビールはグラスに注いで飲むと、香りが一気に開きます。

缶のままより、少し大きめのグラスに注ぐことで、ビールが空気に触れてアロマが立ちやすくなります。また、飲む温度も大切で、ペールエールやIPAは冷やしすぎず8〜12℃程度が飲みごろとされています。キンキンに冷えた状態だと香りが感じにくくなるので、冷蔵庫から出して少し待ってから飲むのがおすすめです。

料理との合わせ方

クラフトビールは「フードペアリング」が楽しい飲み物です。

スタイルによって相性の良い料理が変わってくるので、以下を参考にしてみてください。

  • ペールエール:唐揚げ・ハンバーガー・ピザなどの揚げ物・肉料理
  • ヴァイツェン:白身魚・サラダ・フルーツを使ったデザート
  • IPA:カレー・スパイシーな料理・熟成チーズ
  • スタウト:チョコレート・バーベキュー・シチューなどの濃い味料理
  • ピルスナー:枝豆・唐揚げ・刺身などあっさりした料理全般

料理と合わせることで、単品で飲むときとは別の魅力が出てくることがあります。食事をしながら「これに合う」という発見があると、飲む楽しさが倍になります。

クラフトビールはどこで買える?

クラフトビールは以前と比べてずいぶん身近になりました。

コンビニやスーパーでも東京クラフトやSPRING VALLEYなど、大手系のクラフトビールは手に入ります。ただ、地方の小規模ブルワリーの銘柄を探すなら、選択肢が広がる通販や専門店のほうが断然向いています。

通販と実店舗のメリット・デメリット

購入先メリットデメリット
通販(Amazon・楽天など)種類が豊富、自宅で比較しやすい送料がかかる場合がある
クラフトビール専門店スタッフに相談できる、試飲できる店も店舗が近くにない場合がある
スーパー・コンビニ手軽に買える銘柄が限られる
ブルワリー直販・直営店新鮮な限定品が手に入るアクセスが必要

初心者におすすめの購入先

最初の一本を探すなら、Amazonや楽天市場で「飲み比べセット」を検索するのが手軽でわかりやすいです。

レビューを参考にしながら選べるうえ、まとめて届くので一度に色々なスタイルを試せます。少し慣れてきたら、専門店に行ってスタッフに「こういう味が好きなんですが」と相談すると、思いがけない銘柄を紹介してもらえることも多いです。

まとめ:まずは1本、好みのスタイルから試してみよう

クラフトビールの奥深さは、「種類が多い」ことにあります。苦みが苦手ならヴァイツェン・ホワイトエール、香りを楽しみたいならペールエール・IPA、ガツンとしたい夜はスタウトと、気分や場面によって選ぶ楽しさがあります。

ランキングで紹介した10本は、初めての方でも外しにくい銘柄ばかりです。飲み比べセットをひとつ試してみるだけで、自分の好みが見えてくるはずです。毎日の晩酌に少し特別な一本を加えてみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次