ウォーターサーバーを使いたいけど、重いボトル交換が嫌で踏み切れなかった——そんな経験、ありませんか?
わが家もずっとそのひとりでした。でもLocca(ロッカ)のlitta(リッタ)に変えてから、その悩みがまるごとなくなりました。
浄水型ウォーターサーバーとして月額2,580円という業界最安水準の料金で使える機種ですが、「実際のところどうなの?」という部分は使ってみないとわかりません。この記事では主婦目線で、コスト・水の味・使い勝手・デメリットまで包み隠さず書いていきます。
litta(リッタ)ってどんなウォーターサーバー?
まずlittaがどんな製品なのか、基本的なところから整理しておきます。「浄水型って聞いたことあるけど、普通のウォーターサーバーと何が違うの?」という疑問からはじめて、デザインや料金プランの概要まで、この章でひととおり見ておきましょう。
浄水型サーバーとボトル型サーバーでは何が違う?
一般的なウォーターサーバーは、大きなボトルに入った天然水や RO水を定期購入して使うタイプです。水は届くし管理は楽ですが、12Lや19Lのボトルを持ち上げてセットするのが重くて大変、という声は昔からよく聞きます。
浄水型は、その仕組みをまるごと変えたタイプです。
外部からのボトル補充は不要で、水道水をサーバー内のタンクに補充して使います。 タンクに注いだ水道水が内部の浄水フィルターを通ることで、不純物が除去されて飲料水になる仕組みです。工事も必要ありません。
「水道水で大丈夫なの?」と思う方もいると思います。これは後の章で浄水性能の話として詳しく書きますが、結論から言うと日常飲料としては十分なレベルです。
天然水サーバーとの一番の違いは「水代がかからない」という点。水道水を使うので、飲む量がどれだけ増えても追加コストがほぼ発生しません。家族が多い家庭や、料理にもたっぷり使いたい場合には特に向いています。
littaのサイズ・デザインと設置場所の選び方
littaは卓上型の浄水サーバーです。キッチンカウンターや作業台の上に置いて使います。
サイズ感はコンパクトで、キッチンに馴染みやすいマット調の仕上げが個人的にはかなり好みでした。つや消し素材で、水滴や指紋がついても目立ちにくいのが地味に助かります。
設置で事前に確認しておきたいのは出水口の高さです。水受けトレーを付けた状態で出水口まで約19cm、トレーを外すと約23cmの高さになります。タンブラーやマグカップをそのまま置いて使いたい場合は、高さに余裕があるかどうかを確認しておくと安心です。
もうひとつ忘れがちなのがコンセントの位置。電源が必要なので、置き場所とコンセントの距離も確認しておきましょう。延長コードが必要になるケースもあります。
料金プランと契約内容を先に整理しておく
料金は月額2,580円(税込)の定額制です。この金額でレンタル代・フィルター代・水の使用量が含まれています。飲む量が増えても追加料金はかかりません。
ただし、最低利用期間が5年と長めに設定されているのが大きな特徴です。途中解約すると解約金が発生します。金額の詳細はデメリットの章で詳しく書きますが、契約前に把握しておく必要があるポイントです。
電気代は別途かかります。この計算も含めた「実際の月額」は次の章で整理します。
浄水性能は本当に高い?水の安全性と味について
「浄水型にしようかな」と思ったとき、多くの人が最初に気にするのが水の安全性と味のことだと思います。ここでは浄水の仕組みから、実際に飲んだ感想まで率直に書いていきます。
29種類の不純物を除去できる仕組み
littaのフィルターが除去できる物質は29種類とされています。
この内訳は、JIS S 3201(家庭用浄水器の試験方法)で定められた17種類に加えて、独自に追加した12種類。注目したいのは、近年話題になっているPFAS(有機フッ素化合物)・PFOS・PFOAもその対象に含まれているという点です。
PFASは健康への影響が懸念されている物質で、水道水に微量含まれる可能性があると報告されています。自治体によっては検出値が話題になったこともあり、小さな子どもがいる家庭では特に気になる情報かもしれません。
フィルターの素材は活性炭・不織布・中空糸膜の3層構造になっています。活性炭でカルキ臭や有機物を吸着し、不織布で粒子状の汚れをキャッチ、中空糸膜で細菌・微粒子を除去するという流れです。
| 除去の分類 | 主な対象物質の例 |
|---|---|
| JIS規定17種 | カルキ(残留塩素)・濁り・カビ臭など |
| 独自追加12種 | PFAS・PFOS・PFOA・農薬類など |
| 合計 | 29種類 |
ただし「除去できる」とは「一定の試験条件下で除去率が確認された」という意味であって、完全にゼロになるわけではありません。この点は浄水器全般に共通する話です。それでも、ただの水道水よりは格段に安心感があります。
実際に飲んでみた水の味(正直な感想)
初めてlittaで水を飲んだときの第一印象は「あ、普通においしい」でした。
天然水と飲み比べるとミネラル感の違いはあります。ただ、「まずい」とは感じませんでした。カルキ臭はほぼ気にならず、夏場に水道水をそのまま飲んだときの独特のにおいがないだけで、かなりすっきりした印象です。
料理に使ったときも同様で、お味噌汁やお茶を淹れたときに何か違和感があるかというと、特にありません。個人的には日常使いとして十分だと感じています。
ただひとつ正直に言うと、ミネラルウォーターが好きな方や、水にこだわりがある方にとっては「物足りない」と感じるかもしれません。これはどんな浄水器にも言えることですが、天然水の「まろやかさ」は浄水には出せません。
「まずい」という口コミは本当?
検索すると「litta まずい」というキーワードが出てきます。これは正直に向き合っておく必要があります。
一部の口コミで「まずい」と感じた人がいるのは事実です。ただしその理由を読み解くと、多くは「天然水と比べて物足りない」という話であって、水自体が不衛生とか異臭がするといった話ではありません。
フィルターを通した水道水である以上、天然水特有のミネラル感はありません。それを「物足りない=まずい」と表現している人が多い印象です。
「天然水のようなおいしさ」を求めている人には向かないかもしれませんが、「安全でクセのない水が毎日使えればいい」という人には十分な選択肢です。
litta の月額コストを実際に計算してみる
料金について調べると「月額2,580円」という数字がすぐ出てきます。でもこれだけで判断すると、実際に使い始めてから「思ったより高かった」と感じるかもしれません。電気代や水道代を含めた実態を整理しておきます。
基本料金2,580円に何が含まれる?
月額2,580円(税込)には以下が含まれています。
- サーバーのレンタル代
- 浄水フィルター代
- 水の使用量(飲み放題)
追加で水を注文する必要はなく、水道水を補充して使う限り水代はかかりません。フィルター交換も月額に含まれているので、「フィルターが別売りで高かった」ということもありません。
初期費用については公式サイトのキャンペーン内容によって変わるため、契約時に確認することをおすすめします。
電気代と水道代を加えた実質月額
電気代の目安は通常モードで約587円/月、エコモード使用時は約469円/月です。さらに水道水の補充にかかる水道代が月100円前後とすると、実質的な月額コストは約3,180円〜3,300円程度になります。
| 費用の種類 | 金額の目安 |
|---|---|
| 基本料金 | 2,580円/月 |
| 電気代(通常) | 約587円/月 |
| 電気代(エコモード) | 約469円/月 |
| 水道代(目安) | 約100円/月 |
| 合計(通常) | 約3,267円/月 |
| 合計(エコモード) | 約3,149円/月 |
天然水ボトル型サーバーの場合、水代込みで月5,000〜7,000円かかることも珍しくありません。その差は月2,000円以上になることも多く、家計への影響はじわじわと大きくなります。
なお、エコモードにすると電気代は抑えられますが、温水の温度が少し下がる場合があります。この点は後のデメリット章でも触れます。
5年間使ったときの総コストで考えると
月額約3,200円で5年間使い続けた場合の総コストは、約192,000円です。
一方、天然水ボトル型サーバーを月6,000円で5年間使った場合は360,000円。その差は約168,000円になります。
これが大きいと感じるかどうかは人それぞれですが、天然水の味や品質にこだわらない場合、浄水型の経済的なメリットはかなり大きいです。 家族の人数が多いほど、水の消費量が増えても費用が増えないlittaの定額制は有利に働きます。
実際に使ってみてわかった使い勝手
ここからが個人的に一番書きたかった部分です。スペックや料金はWebで調べれば出てきますが、「毎日使ってどうだったか」は実際に使った人間しか書けません。
給水のやり方と毎日の手間
给水のやり方はシンプルです。タンクをサーバーから取り出して、蛇口から直接水を注ぎ、戻すだけ。工事不要で、専用の接続キットなども不要です。
慣れると2〜3分で終わる作業ですが、最初の1週間くらいは「また補充か」と感じることがありました。 ボトル型サーバーは数週間に一度の交換で済みますが、タンク容量が小さい分、補充頻度は上がります。家族の人数や使い方によっては1日1回補充するケースもあります。
ただ、「補充が面倒」か「重いボトル交換が面倒」かのトレードオフです。わが家はボトル交換から解放されたことの方がずっと大きかったので、今では気になりません。
タンクの取り外しは女性でも問題なくできる重さですし、補充自体はキッチンで完結します。慣れると無意識にできるようになります。
お手入れ・フィルター交換の頻度と手順
これは購入前に意外と調べにくいポイントです。
フィルター交換の目安は使用量によって異なりますが、一般的には数ヶ月〜半年程度とされています。交換カートリッジはすでに月額に含まれているため、別途費用は発生しません。交換自体も専門業者を呼ぶ必要はなく、自分でできます。
日常のお手入れとしては、出水口周辺の水垢拭き取りと、トレーの洗浄が主な作業です。
頻度の目安は以下の通りです。
- トレー洗浄:週1回程度
- 出水口周辺の拭き取り:気になったとき
- フィルター交換:数ヶ月〜半年ごと(使用量による)
全体的に、浄水型サーバーのメンテナンスは天然水ボトル型よりも手間が少ないと感じています。 ボトルのセット口のカビが心配、という話を聞いたことがある人もいると思いますが、浄水型はその構造がないため、その種の清潔トラブルが起きにくいのも地味なメリットです。
少し話が変わりますが——子どもがいる家庭での話
少し話が変わりますが、うちには小学生と幼稚園児がいるので、チャイルドロックの話は外せません。
littaのチャイルドロックは温水ボタンにのみ対応しています。冷水にはロックがありません。
これを知ったとき、「うちの子なら絶対に冷水ボタンを押す」と思いました。実際、何度か勝手に水を出されました。でも冷水なので、濡れるだけで済みます。やけどのリスクは温水ボタンにのみあるので、温水ロックがあれば実用上の安全は確保されています。
「冷水にもロックが欲しかった」という気持ちは正直あります。ただ、絶対的に危険かというとそうでもなく、「ちょっとした悪戯対策ができれば十分」という人には問題ないレベルです。
粉ミルクを作る頻度が高い赤ちゃん期のご家庭は、温水温度の問題(次章で触れます)とあわせて確認してみてください。
使う前に知っておきたいデメリットと注意点
率直に言います。littaにはいくつか「人によっては引っかかるポイント」があります。契約後に「知らなかった」とならないように、ここはしっかり書いておきます。
5年契約と解約金の仕組み
最も確認しておきたいのが解約金です。
littaは最低利用期間が5年間に設定されています。5年未満で解約した場合、以下のような解約金が発生します。
| 利用期間 | 解約金(目安) |
|---|---|
| 1年未満 | 50,000円 |
| 1〜2年 | 40,000円 |
| 2〜3年 | 30,000円 |
| 3〜4年 | 20,000円 |
| 4〜5年 | 10,000円 |
| 5年以上 | 無料 |
5年間使い続ければ解約金はかかりません。ただ、引越し・転勤・家族構成の変化など、生活環境が変わる可能性がある場合は契約前に慎重に考えておく必要があります。
「5年後も同じ生活環境にいるか」をざっくりイメージしてから契約するのが安心です。
正確な解約金は契約内容・プランによって変わる可能性があるため、最新情報は公式サイトで確認してください。
タンク補充の手間と温水の温度が低め問題
前の章でも少し触れましたが、タンク容量が大きくないため、使う量が多い日は1日1〜2回の補充になることがあります。「補充が面倒」と感じる人が出やすいポイントです。
もうひとつ、口コミで見かけるのが「温水の温度が低い」という声です。
カップラーメンに注いでみると「あれ、ちょっとぬるい?」と感じる場面があります。一般的なウォーターサーバーの温水温度は85〜90℃程度ですが、littaの温水は少し低めという報告があります。
粉ミルクを溶かす場合にも、温度が足りないと感じることがあるかもしれません。乳幼児がいる家庭で粉ミルクの調乳に使うつもりの方は、この点を事前に確認しておくことをおすすめします。
こんな人には向いていないかもしれない
ここは私の主観が入りますが、率直に書きます。
- 2〜3年以内に引越しや転居の予定がある人
- 天然水の味にこだわりがある人
- 粉ミルク調乳をメインの用途にしたい人
- コンセント位置の関係でキッチンに設置できない人
逆に言うと、これらに当てはまらない家庭には十分フィットする製品だと思っています。
まとめ:litta(リッタ)は主婦の毎日に合う?
月額2,580円の定額制・浄水型・卓上設置・ボトル交換不要。これがlittaの核になる特徴です。水道代・電気代を合わせた実質コストは月3,200円前後で、天然水サーバーに比べると経済的な優位性は明らかです。5年縛りと解約金の存在は事前にしっかり把握しておく必要がありますが、長く使うつもりで契約するなら、家計へのインパクトは大きくありません。
使ってみて一番よかったのは、「ボトル交換から完全に解放された」という地味でじわじわ来る快適さです。水の味も日常使いには十分で、PFAS除去を含む29種類の浄水性能は、子どもがいる家庭にとって安心材料になりました。デメリットも正直ありますが、「天然水にこだわらない・長く使う前提がある・家計コストを抑えたい」という条件が揃う家庭には、かなり現実的な選択肢だと思っています。
コメント